現金で家を買うって人は、そんなにいないと思う。
たぶん、たいていの人は住宅ローン。当然利子がかかる。
返済期間中固定しておくか、それとも変動させるかによって、利率はかなり違うが、それでも2%とか4%とか、ぱっと見には消費税率にも満たない、たいしたことがない数字なのだが、実はこれがかなりの曲者なのだ。
たとえば、2000万円のお金を3.5%の金利で借りたと考える。
返済は、がんばって節約して、一ヶ月10万円ずつとしよう。
なんと、2000万円完済するのに25年以上かかるのである。
10万円×12ヶ月×25年 = 3000万円。
元金の1.5倍の返済金額である。
利子だけで1000万円。小さな家ならもうひとつ建つかもしれない。
利率3.5%のときの元金と返済額の割合は次のようになる。
返済期間 一ヶ月返済額/元金 返済額/元金
10年 0.99% 1.2倍
15年 0.71% 1.3倍
20年 0.58% 1.4倍
25年 0.50% 1.5倍
30年 0.45% 1.6倍
35年 0.41% 1.7倍
40年 0.39% 1.9倍
たとえば上記のように2000万円借りると、
10年返済: 2000万×0.99=198,000円/月 総支払額 2000万×1.2=2400万円
35年返済: 2000万×0.41=82,000円/月 総支払額 2000万×1.7=3400万円
というふうになる。
これが借り入れ1000万円だと、
10年返済: 1000万×0.99=99,000円/月 総支払額 1000万×1.2=1200万円
35年返済: 1000万×0.41=41,000円/月 総支払額 1000万×1.7=1700万円
つまり、
なるべく借り入れは少なめに!
そして無理をしてでも返済は早めに!
という、至極普通な結論が導き出されるわけだが・・・
もっとも、金利を固定にしてお金を借りて、将来的に金利がとてつもなく上がるのを期待するという手もないではないのだが、今の情勢ではかなりギャンブルなことになるだろう。
かつてのバブルを、そしてアメリカのサブプライムローンを思い出してしまうのであった・・・
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